Tenbyoushatachi [Pointillist] - ( 点描者たち )

Tenbyoushatachi
[Pointillist] - JP Romaji Lyrics

Artist: Halo at Yojohan

Lyricist: Shota Watai

Composer: Shota Watai




Romaji

人は誰も生まれたときに

ひとつの絵筆を受け取るのでしょう

この命が辿る形を

日を捲るごとに描き残すの

それがどうだ

振り返るほどに私の日々は

後悔を重ねて滲んだ痕を残すだけ

花束のように美しいものではないけど

いびつな点をひとつずつ増やしていく

それはまだ醜いものだとしても ご覧

いつしか点は幾つも連なって

ただひとつの線を描く

どこにいても 傘を差しても

避けられない雨があること

それでも皆 描きかけの一枚の紙を守っている

それはどんな過ちでさえも描いてしまう

この一生を終えるその日まで消せはしないもの

花束のように僕らもいつかは枯れるから

水がない日は陽の光をさがして

悲しみが空を塗り潰す夜には

月明かりによく似た

一筋の希望を抱いて朝を待つよ

君が今日も抗いながら描いたその絵を

この世界の何よりもずっと美しいと

誇れますように

餞けに今 悲しむより進む君の望む方へ

旅の無事を祈って

いつかまたその絵に色を足したとき

見せてくれよ 迷いを重ねて描いていく

点描の日々を