Shuiro no Tsuki - ( 朱色の月 )

Shuiro no Tsuki - JP Romaji Lyrics

Artist: Tatsurou

Lyricist: Yoshinori Sugimoto

Composer: Yoshinori Sugimoto




Romaji

この別れを知らずに笑いあえた日を

── そっと偲ぶように歩を進める

沈みゆく陽、短きマヅメの蒼空 一瞬、瞼閉じて見えた

美しき人よ、誰にでもわかるものではないだろうけど

「近すぎてさ、ぼやけてた」 まだ眩しくて

まだ眩しくて

頭上の三日月が、滲んだ朱色に染められてゆくのを眺めている

「飛ぼう」僕は今も鳥になりたくて、叶わない夢に焦がれる

帰らなくちゃ、遠い未来 出会う場所へ

儚く欠けた月の下

この別れを知らずに笑いあえた日を

── そっと懐かしんで歩み止める

静かに舞う拙き想い出の跡に

── そっと涙こぼれ落ちた

美しき日々よ、誰にも言えない愚かな過ちのことを

窓に映る本質が、ただ醜くて

ただ醜くて 嗚呼……

ごらんよ、三日月が狂った朱色に染められゆくのが見えるよ ほら

「飛ぼうか鳥のように」夢中の揺り籠で目を覚ますなんてできない

まだ揺らめく、遠い未来 出会う場所は

儚く欠けた月の下

時が救いをくれるなら、もっとバカになれたかな?

忘れてゆくだけ 忘れてゆくだけ 忘れてゆくだけなのに

頭上の三日月が、滲んだ朱色に染められてゆくのを眺めている

「飛ぼう」僕は今も鳥になりたくて、叶わない夢に焦がれる

多情な三日月が、ふたりを照らすように深い群青が侵した空

無情に過ぎてゆく、無情に過ぎてゆく、夢も現実も醒めてく

帰らなくちゃ、遠い未来 出会う場所は

このまま欠けた月の下かな

儚く欠けた月の下