Fuka - ( 孵化 )

Fuka - JP Romaji Lyrics

Artist: Halo at Yojohan

Lyricist:

Composer: watai shota




Romaji

何を求めるわけでもなく

孵化するその日を待ち侘びている

どうやら自分には羽根がないと知って

それでも空に焦がれ鳴いている

嗚呼葉を枯らした木が朽ちる前に

その向こうの景色が見たい

腫れた目蓋で朝日を待つ

直ぐにでもこの喉を潰して欲しい

溢れた滴のその中に

そっと紛れ込んだ核心に気付かぬまま

日々の隙間を縫い合わせて

その日がくるまで話をしよう

浅ましい過ちも崩れるほど重ねた嘘も

繋いで傷口に触れよう

隠したその手首に触れるよ

薄らいで行く意識の壁に凭れて

やがて迎える夜に怯えた

カーテン越しのくたびれた街で

あなたの横顔を捜している

日々の隙間を縫い合わせて

その日がくるまで話をしよう

決して裏切ることなく夜を越えるよ

逸れた群れには手を振ってやろう

繋いだ傷口が芽を伸ばし痛む朝が来ても

別れを告げるべきではないな

暮れゆく空の向こう

羽根が無いなら歩いて行けるよ

躓く痛みを知るだろう

溢れたその滴の意味を

嗚呼葉を枯らした木が朽ちる前に

その向こうの景色が見たい

孵化した心で君に触れたい