23
Romaji
焦燥はやがて怠惰の末
変わり者のステージを
明明と照らす
しゃがみ込んだ線の上
続く航路の果て
枯れた果てた景色の
白白しい朝がきた
陽性の化学変化を経て
混じり合った僕等は
デスペラードの群れ
しゃがみ込んだ線の上
続く航路の果て
君に書いた便と線
さよならを残した
愛燦燦と両手に風を纏った僕らは
奇跡なんて無くていい
記憶にないくらいがいい
君にまた幸せあれ
しゃがみ込んだ線の上
続く航路の果て
繋ぐ点と線の縁
今更退路なんて無いなら
「これで最後なんだね」
「いつか会える時まで」
吸い切れず吐く紫煙で
目の前が滲んだ
拝啓、
僕等両手を高く翳して今日から
奇跡なんて無くていい
片道分でちょうどいい
さよならを遺して
愛燦燦と両手に風を纏った僕等は
奇跡なんて無くていい
記憶にないくらいがいい
君にまた幸せあれ
奇跡なんて無くていい