Omokage - ( 面影 )
Romaji
二人居た狭い部屋の中
散らばっていた
当たり前だったくちづけが
今日はもう無い
冷め切ったような視線で
強く抱きしめられても
終わらせたくない理由が
僕の中に残っている
ふわり触れたぬくもりがずっと
愛おしくて少しの勇気が欲しいのに
ありふれてた時間は今も
夢のようで覚めても
魔法にかかっていたいから
乾く唇に閉じこもる
メッセージは
きっとこれからも
決して伝わることはない
平気な振りをする癖も
不器用な愛の言葉も
僕だけが知っているから
君はそばで笑っていて
ひらり落ちた雨粒がそっと
頬を伝い記憶よ 戻れと願うけど
いつの間にか見失っていた
僕らはもう幸せだったと
過去になるのかな
平気な振りをする癖も
強く抱きしめられても
不器用な愛の言葉も
僕だけが知っているから