Hanamizuki - ( はなみずき )

Hanamizuki - JP Romaji Lyrics

Artist: GADORO

Lyricist: GADORO

Composer: ikipedia




Romaji

トラクターのエンジン

かかったような馬鹿笑い

だが受話器取れば

ソプラノに様変わり

駄菓子一個すらケチり

買ってくれない

とてもじゃないが

ミニ四駆なんて言えない

色彩も気にしねえ

真っ茶色の弁当

文句言えば作っただけで

感謝しろと説教

キレりゃフリースタイル並みに

口が回るたちまち

業務用の乾燥機

みたくやかましい

よそはよそ

うちはうち

なんて言う割に

テストの点数は

すぐに他人と比べる

俺のお年玉

貯金すると言った癖に

パクった6000円

まだ忘れてねえからな

あんたら本当にSEXしたんか?

ってくらい

喧嘩すればするほどに

仲が悪りい両親

それでも

まるで接着剤のように

家族を一つに繋ぐ

母親のストーリー

地元じゃ最年長のスナックのママ

お客さんの入りならば

スランプのまま

生存確認の為に

はなみずきに寄るから

茶割りは7対3

いい加減覚えたか?

無理せんでいっちゃが

意味がねえぞ死んだら

いくつになろうと

俺は貴方の前じゃピーターパン

今も耳に残る貴方の子守唄

これからも

反抗期でいるからよろしくな

ノック無しで部屋に入る

礼儀知らずはケタ違い

母と子のけなし合いは

ブラマヨのネタみたい

次の日の朝作る

笑顔のミートボール

切り替えの早さまるで

エアコンのリモコン

ワイプに映る柴田理恵よりも

先に号泣するほどの涙脆さ

アン・ルイスが懐メロ

参観日の厚化粧

風邪を引けば

ゲームのやりすぎって発言も

忘れんぞ

でも病気で学校を休んだ時

買ってくれた

コロコロコミックも忘れていない

見えなくても見えている

冷蔵庫の中

ポカリは一番上

なんでも知っていた

だが俺は知らなかった

親父が捕まった後も

俺らがいじめられぬように

周りにはあえて明るく

振る舞っていたこと

大変だっただろ?

良く笑う理由は

良く泣いたからだろ?

地元じゃ最年長のスナックのママ

お客さんの入りならば

スランプのまま

生存確認の為に

はなみずきに寄るから

茶割りは7対3

いい加減覚えたか?

無理せんでいっちゃが

意味がねえぞ死んだら

いくつになろうと

俺は貴方の前じゃピーターパン

今も耳に残る貴方の子守唄

これからも

反抗期でいるからよろしくな

メモが挟めるほどに

深いほうれい線

口にしないことも

理解するのは当然で

しわの数は俺を

懸命に育て上げた

喜怒と哀楽の

全てが刻み込まれた功績です

今では20センチも

身長差はあるが

この先もきっと超えられない

仮に俺がどんな物を

贈ったとしても

貴方からの

「命」という贈り物には及ばない

なんの取り柄や

なんの肩書きがなくても

いくら俺があなたからの

愛を裏切っても

あなたは決して

俺を裏切ることはなかった

時にその力は自然法則にも勝った

あの頃のばあちゃんと

同じ歳になっても

このBPMを超える年齢になっても

香りの残るまるで

ハナミズキのような

そんな母親でいてくれ

みてるぜ

地元じゃ最年長のスナックのママ

お客さんの入りならば

スランプのまま

生存確認の為に

はなみずきに寄るから

茶割りは7対3

いい加減覚えたか?

無理せんでいっちゃが

意味がねえぞ死んだら

いくつになろうと

俺は貴方の前じゃピーターパン

今も耳に残る貴方の子守唄

これからも

反抗期でいるからよろしくな

ヤクザもチンピラも

出禁にしなかった母が

親父だけは出禁なんて

皮肉がすぎるな

そんな母が支えてきた

無性の愛で

あえて歌おうかはなみずきで

『クソ親父へ』