Daichi no Uta - ( 大地の歌 )
Romaji
無力という名の雨が降り
無情という名の風が吹く
人の道理の届かぬ果てで
大地の摂理はあるがまま
生けとし生けるもの全てを育み
次の瞬間に命を奪う
人は重力に縛られながら
恵と災 大地との約束
敬い崇めて時には恨んで
それでもここでしか
生きられやしない
恙なくと祈りながら
恙なしやと願いながら
大地とともに生きてゆこう
終わることのない
大地の歌と
山は押し出され天にそびえる
川に削られて海へと還る
人は畏怖しつつ穢し求める
大地は与えて奪って沈黙す
知恵を束ねて抗う道には
心傷ついた無名の人影たち
耳を澄ましてあなたの心の
叫びを聞いて抱きしめてあげたい
人には人の生き様がある
なら 優しさは誰のため
不完全なまま完成されて
不足のうちに満たされた世界
恙なくと祈りながら
恙なしやと願いながら
大地とともに生きてゆこう
終わることのない
この大地の歌と
試練に耐えて 罪を清めて
翳り照らされ 落ちて舞い上がれ
人には人の生き様がある
そうさ大地に根を下ろして
命を繋げ 命を繋げ
命を繋げ 命を繋げ