Zaregoto - ( 戯言 )
Romaji
邪な戯言で交わした
浅はかな暁の恋
あられもない営みに酔いしれ
侘しく悦に浸っていく
純愛の亡骸に花束も手向けずに
乱れ初む
奪わないで 汚さないで
あなたの潤んだ薄紅で
求めないで 見つめないで
あなたの淫らな愛で
常闇に沈みゆく感情は
爛れた答えを探している
行き場も無く踊り出す泡のように
あなたの海で溺れていたい
朧気な記憶からこぼれ出す
水に燃えたつ陽炎
浮ついた嘘にこの身を投げて
また自分がわからなくなる
もう戻れない 忘れられない
噛みつく華奢な唐紅
愛を解けない 誰も満たせない
心が報われない
奪っていて 汚していて
馬鹿げた噺と笑っていて
求めていて 見つめていて
その手で私を抱いて 嘘を愛して