Vivid - ( ビビッド )
Romaji
確かな言葉を探していた
あれから月日は経っていた
空色ずっと曇ったまま
日々は削れた
確かなシグナル 探していた
かすれた声で叫んでいる
苛立ちだけが育ったまま
時は流れた
背が伸びて 僕らは
また空に近くなる
でも気付く このまま
届かない 悟ったのに
だんだん 世界が濃くなっていくの
だんだん 傷口塞がっていくの
つまりは 心が 春の其れになっていた
青春とやらが僕の黒に
何回だって ぶつかるんだ
嗚呼 全ては今始まった
悲しみは 過去と共に
見る影無く消えたよ
ひゅるりと抜ける 涼風抜ける
底から理由なく 涙がぽろぽろ零れる
僕らは朽ちる されどまた行くんだ
だから 風光る時 待つんだ
新たな景色は此処にあった
あれから月日は経っていた
空色見つめて泣いている
嗚呼 時を重ねた
下ろし立て 僕らは
あの頃に 立ち止まる
今まで 噛み締め
エンドロールを歩いていたんだ
だんだん 世界が濃くなっていくの
だんだん 傷口塞がっていくの
つまりは 心が 春の其れになっていた
青春とやらが僕の白に
何回だって ぶつかるんだ
嗚呼 過去なら今消し飛んだ
さあ今だ 走り叫び
まどろみから覚めるよ
立ち止まっても 時計は回る
その針止めても 何も変わりはしないから
僕らは朽ちる されどまた行くのに
一人 うずくまり泣いてたんだ
下ろした手 見つめて
「いまさら」と吐き捨てた
言葉は 何処かで
こだまして消えたんだ
だんだん 世界が潤っていくの
だんだん 景色が色付いていくの
つまりは 心が 春の其れになっていた
青春とやらが僕の黒に
何回だって ぶつかるんだ
嗚呼 全てを今塗り替えた
悲しみは 過去と共に
跡型なく無く消えたよ
ひゅるりと抜ける 涼風抜ける
底から理由なく 涙がぽろぽろ零れる
僕らは朽ちる されどまた探した
空は すぐそばに咲いてたんだ