Stir
Romaji
揺れる液晶 闇の内情
名もない鼓動 蚊が踊る音
中の人ごと どこの会場
保身の化身 別れの赤道
ダリの声になって 会わずに
何度傘になって とろけるの
春風の道の 遠く先の方
雲に巻かれた あと
バリ取りの羽で さら地の遊楽へ
まだ夜明け前
底の蜃気楼 曲げられた過去
やはり来るだろう 逆さの朝に
デマの声にのって さらに遠くに
ゆるめた糸が 飛んでくよ
マラカスの息で 染め上げた形で
描き始めるんだ
天体の声を 手切れの雫を
星くずの中で 抱きしめている