Sakana to Anata - ( 魚とあなた )
Romaji
日毎仕事に暮れる町
その日重ねてその日暮らし
一人旅立ち遠い夕立ち
昔馴染みも去りゆく秋
人に騙されて
引きずり回されて
鱗がシクシク剥がれちまっても
魚は泣けない
あなたは泣かない
僕の前では決して
辿る家路に引きずる影
香る夕餉に泣いたら負け
人の優しさ僕のいやらしさ
空の鰯に飲まれちまえ
ふざけた世の中だ
付き合い切れない
心がシラシラ乾いちまっても
魚は水の中
あなたは夢の中
今夜も多分寝られない
ありがとう、大丈夫
そうやって笑うけどさ
本当に聞きたいあなたの言葉は
辛いよ苦しいよ
寂しいよ泣きたいよ
それから
魚とかけまして
あなたと解きます
どちらも僕にはどうしてツレナイ
魚は水の中
二人は水の泡
おあとがよろしいようで