"Silent, Maboroshi" [Silent,Phantom] - ( 「サイレント、幻」 )

Romaji

サイレント、幻
揺れる君の面影
高鳴る胸を思い出す
15、6インチのPCで観る映画
良いおとな二人で体育座りして
炭酸の飛沫がその爪に乗っかった
拭き取った拍子に手を重ねて
首筋を重ねても
映画の続き少し気にしながら
抱きしめ合ってた季節
サイレント、幻
すれ違いざまに今した香りは
君がしてたコロン
サイレント、幻
揺れる君の面影
高鳴る胸を思い出す
7インチB面のこの曲が好きだって
前にも聴いた話、退屈で
唇を重ねても話の続きはまだ止まらずで
吹き出していた季節
サイレント、幻
あれから時折聴いて
今ではその良さも少し分かる
サイレント、幻
こんな形で今も君は僕の中で育つ
悔しいけどきっと
さあ踊ろうよ
手を取り合ってぎこちないダンス
好きなものが響かなくても
好きな気持ちに嘘はないでしょう、だからほら
なんてね、ごまかし
いつまでも効かなくてさよならした
幼かった季節
サイレント、幻
揺れる君の面影
明日になれば忘れるはず
少し思い出してただけ