Karappo ni Michita Kemono - ( 空っぽに満ちた獣 )
Romaji
塞がなきゃいけない気がしたんだ
空気が抜けていくような
止めどなく溢れて止めらんないや
僕は空虚に飲まれたモンスターだ
こっからどう巻き返していこうか
考えるだけよりも楽なことはない
実体もない言葉もない僕らは
逃げてばっかりさ
怯えていたんだ
満ち足りて
満ち足りて
割れるまで
満たされて
そんな世界を探していた
かかとを履きつぶして
消えないで
消えないで
空っぽでも
生きていて
部屋の隅っこで膝を抱えて
惨めでも生きていけ
昨日のことばかり
得られたものは何?
下を向いて歩いてしまう癖はいつからだっけな
嫌いなことばかりが増えてって仕方ないな
生きるってそうだろ 死んだって同じだろ
感情と現状と償いきれない言葉が
爪を研いでいる
崖際にいる
塞いでくれ
塞いでくれ
爪先から
心まで
終わることなく脈を喰んでいる
この穴を塞いでくれ
満たされて
腐っていて
細胞でさえ
乾いていて
僕はどうして
僕はどうして
無様でも生きている?