AVOCADO
Romaji
満たされたい感情を
君に向けて呟いた
放ったはずの願いは
まだ届かないままなんだ
懐かしい日の匂いが
未来を過去に変えていく
胸の奥で絡まって
まだ離れないままなんだ
繰り返す言葉の核心を
はぐらかした君のその笑顔が寂しそうで
掴んだ心を全て食い尽くしている
ただただ君が愛しいだけ
確かに瞬く想いを掠れた声で叫ぶんだ
答えには期待しないよ
それはきっと甘くない
触れた肌の体温が
蕩けながら消えていく
傷つけ合う意味さえも
まだ気付けないままなんだ
繰り返す言葉の核心を
枯らしてしまうまで飲み込んで
そして二人だけになれたら
何もかも壊れた世界でずっと
共に朽ちていこうか
僕がこの手で選んだ物語なら
最後は空っぽだっていいから
掴んだ心を全て食い尽くしている
ただただ君が愛しいだけ
確かに瞬く想いを掠れた声で叫ぶんだ
答えには期待しないよ
それはきっと甘くない